PostgreSQLベースの商用DBMS「PowerGres」の関連製品を集積したサイトがオープンした。URLはhttp://sirius.itfrontier.co.jp/powergres/solution_bank/index.cfm。PowerGresの販売元であるアイ・ティ・フロンティアが運営する。
PowerGresは,オープンソースのDBMS「PostgreSQL」をベースに,サポート・サービスを付属して商用化した製品。SRAが開発している。LinuxおよびWindows上で稼動する。すでに自治体のポータル・サイトやコンタクト・センターなどに導入されているという。
PowerGresをサポートした製品を販売するベンダーは,現在少なくとも30種類以上あるという。10月中にはサイトに30社の製品を登録する予定。PowerGres 2.0はPostgreSQL 7.4に相当し完全な互換性を持つため,PostgreSQLをサポートした製品も潜在的な候補になる。「PostgreSQLをサポートした製品は200種類以上ある」(アイ・ティ・フロンティア PowerGresブランドマネージャ 櫻井 宏氏)。
ベンダーは製品を無料で登録できる。登録の条件は,PoerGresでの動作検証を自社で行うこと,ベンダーのWebサイトおよびカタログにPowerGresを掲載すること。そのほか「共同セミナーの実施などで,製品のマーケティングを支援する」(櫻井氏)としている。