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 ネットエージェントは12月8日,同社のファイアウオール・ソフト「One Point Wall」の新版を発表した。1製品で1種類の通信(アプリケーション)をブロックする従来のOne Point Wallシリーズ製品を統合し,1製品で複数の通信をブロックできるようにした。さらに,「Skype」など新しい通信にも対応した。「現時点では,50~60種類の通信に対応している」(代表取締役社長 杉浦隆幸氏)。価格は30クライアントで9万8000円(1年間のサポート料金を含む)など。

 同社が2004年1月に発売したOne Point Wallシリーズは,1製品で1種類の通信をブロックすることが特徴だった(関連記事)。例えば,掲示板サイト「2ちゃんねる」への書き込みを禁止する「One Point Wall 2ちゃんねる書き込み」やVPNソフト「SoftEther」の通信をブロックする「One Point Wall SoftEther」——などがある。2004年2月には,ファイル交換ソフト「Winny」の通信をブロックできる「One Point Wall Winny」を発売した(関連記事)。

 新版のOne Point Wallでは,従来のシリーズ製品が対応していた通信をすべてサポートする。加えて,従来製品がサポートしていないSkypeやインスタント・メッセンジャーなどにも対応する。特定の条件を満たす特定の通信をブロックする機能も備えた。例えば,「『To(送信先アドレス)やCC(カーボン・コピー・アドレス)欄に,あらかじめ設定した数以上のアドレスが含まれる場合には,そのメールを遮断する』といった使い方ができる」(杉浦氏)。

 また,新版はインターネット経由でネットエージェントのサイトへ定期的にアクセスする機能を備える。これにより,対応アプリケーションや新しい機能を自動的に随時追加できるようにした。

 ブリッジとして動作するので,ネットワーク構成を変更する必要がない点や,Linuxベースの起動可能なCD-ROMに組み込まれて提供される点などは,従来のOne Point Wallシリーズと同様である。新版では,One Point Wallをマシンのハード・ディスクにインストールして使用することもできる。なお,新版の発表に合わせて,従来製品の販売は中止する。

◎参考資料
「WinnyもSkypeも止めるファイアーウォールOnePointWallの新バージョン発表」(ニュース・リリース)
ネットエージェント One Point Wall

(勝村 幸博=IT Pro)