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 米Microsoftは米国時間3月2日,メールの送信者認証技術「Sender ID Framework(SIDF)」が,なりすまし対策に効果があることを確認したと発表した関連記事)。Sender IDを実装した同社のWebメール・サービス「MSN Hotmail」での運用結果から判断したという。

 MSN HotmailがSIDFを実装したのはおよそ2カ月前。今回は「initial results」として,2カ月間の運用結果を発表した。なお下記の結果は,「Hotmail Feedback Loopプログラム」(ボランティア・ベースのスパム報告プログラム)に参加しているユーザーへ送られてきたメールだけを対象に実施した調査で得られたもの。

 まず,(1)75万以上のドメインがSPF(Sender Policy Framework)レコードを登録していたという。また,(2)SPFレコードを登録しているドメインから送られてきたメールは,全体の5分の1にのぼった。さらに,(3)SPFレコードが登録されているドメインからのメールについては,その4分の1がなりすましメールとして検出されたという。

 同社では,多くのドメインがSIDFを実装すれば,同社のスパム・フィルタリング技術「SmartScreen」の精度をさらに高められるとしている。現時点のMSN Hotmailにおいては,SmartScreenなどによって1日におよそ32億通のスパムをフィルタリングしているという。

◎参考資料
Sender ID Framework Demonstrates Positive Results for E-Mail Authentication(米Microsoft)

(勝村 幸博=IT Pro)