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 テンアートニは,Mozilla Firefoxを標準Webブラウザとして全社約140台に導入したことを明らかにした。導入の目的はセキュリティ向上と管理コスト削減。導入にはMozilla Japanが協力した。

 FirefoxはオープンソースのWebブラウザ。Internet Explorerに比べウイルスやフィッシングの標的にされることが少ないとされる。Mozilla Foundationが開発,日本語版はMozilla Japanが提供している。

 テンアートニでは,Firefoxが正式公開された2004年11月からFirefoxの導入を開始した。インストール用のスクリプトや導入マニュアルを作成した。また,Firefoxの設定を集中管理する仕組みを作成した。具体的には,各ユーザーがFirefoxを起動すると社内のWebサーバーから設定ファイルを読み込む。

 また,プロキシ・サーバーを切り替えるための拡張機能をMozilla Japanが開発した。各クライアントのFirefoxにインストールし使用している。

 Internet Explorerは削除していない。Internet Explorerの削除が困難であることと,Firefoxで正しく表示できないページがあることが理由。ただし,通常はFirefoxを使用するよう標準ブラウザに設定することで,セキュリティの向上が見込めるとしている。

 テンアートニでは,導入で得たノウハウをもとに,Firefoxの導入コンサルティングやテクニカル・サポートを2005年7月から事業として開始する。また,Mozillaが開発しているオープンソースのメール・クライアントMozilla Thunderbirdに関するコンサルティングやサポートも行う。

(高橋 信頼=IT Pro)