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 現在開催中のネットワーク総合展示会「Interop Tokyo 2005」において,複数ベンダーのSSL-VPN製品/ソリューションを紹介する「SSL VPN共同展示コーナー」が設けられ,来場者の注目を集めている(写真)。「去年の時点ではSSL-VPNの認知度は低かったが,今では多くの人に理解されている。導入事例も増え始め,“普及フェーズ”に入った」(同コーナーを企画した「エンタープライズコラボレーションネットワークフォーラム(enNetforum)」事務局のインターネット総合研究所 事業開発室 遠山真氏)

enNetforumとは,ITベンダーやSI/NI企業,キャリア,ユーザー企業が参加するフォーラム。新技術の市場開拓などのために,企業や業種の壁を超えて協力するための場を提供する。2年前にはSSL-VPNの市場開拓のために「SSL VPNリモートアクセス分科会」を設立。SSL-VPNを扱う複数ベンダー(現在では21社)が参加してセミナーなどを開催し,SSL-VPNの普及啓蒙に務めている。参加ベンダーのうち,今回共同出展したのは8社。

 「去年は,SSL-VPNを知らない人や,名前を知っていても特徴の半分も知らない人がほとんどだった。ところが,今年になると多くの人に知られるようになった。セミナーなどで寄せられる質問も,以前は『SSL-VPNって何?』『どういうメリットがあるのか』といったものだったが,現在では『実際に導入したのだが,うまく動かない』といった相談が多い。実際に使われ始めているのだ」(遠山氏)

 メディアでの取り上げ方も変化しているという。「今までは,記事中で問題点を指摘されることはなかった。導入事例がほとんどなかったので,どういった問題があるのか分からなかったからだ。ところが最近では,問題点を言及されることが増えている。喜ばしい限りだ。問題点が見つかって喜ぶのも変な話だが,それだけ導入が進んで,実際に使われている証拠である」(遠山氏)

 「市場が立ち上げれば,enNetforumの分科会の役目も終わり。SSL-VPNについては“普及フェーズ”に入ったので,今回のような共同出展は今年が最後になるだろう」(遠山氏)

(勝村 幸博=IT Pro)