(2000.8.31)
 オンライン小売業者の業界組織Shop.orgと米Boston Consulting Groupが行ったオンライン小売業者の業績に関する調査結果を,Shop.orgが米国時間8月30日に発表した。北米に拠点をおくオンライン小売業者66社を対象に調査を実施したもの。

 それによると,新規顧客獲得のためのコストは1999年第4四半期の71ドルから,2000年第1四半期は45ドル,第2四半期は40ドルと減少し続けているという。高額なテレビ広告からオンライン広告に転換したことが要因の一つである。

 また,オンライン小売業者がブランド認知度の向上に充てる予算は減少し,現在では顧客確保に重点を置いている。2000年第2四半期における売上高の半分はリピータとなった購入者によるものである。その割合は1999年に比べて著しく伸びている。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・2000年第2四半期の注文転化率(一定期間の受注数をビジタ数で割った値)は1.9%。1999年は1.8%だった。

・オンラインに費やしたマーケティング予算の割合は,2000年第1四半期の49%から第2四半期には59%に増加した。

・売り上げが落ち込んだオンライン小売業者は2000年第2四半期に5.5%。第1四半期は7.6%だった。

・オンライン小売業者の86%が,特に利益の向上に取り組んでいる。

・利益向上を狙ったリストラを実施したオンライン小売業者はわずか11%だった。

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