米i2 Technologiesが米国時間8月9日に,企業間電子商取引向けソリューション「TradeMatrix Network」を発表した。TradeMatrixはマーケットプレイス構築支援用のプラットフォーム製品。TradeMatrix Networkの概要は以下の通り。

・水平的マーケットへの付加価値サービス
 物流管理や配送計画に向けた「FreightMatrix」などの提供。

・コンテンツ管理ソリューション「Discovery Content Management Solution Suite」
 WWWベースのマーケットプレイス向けコンテンツ管理ツール「Discovery Content Management Solution Suite」を発表。カタログ・コンテンツの制作・管理を行う「Discovery Content Exchange」と,オンライン・カタログの検索・マッチング・売買をサポートする「Discovery Knowledge Management」で構成する。サプライヤの情報に応じて,企業がコンテンツやデータを迅速且つ効率的に社内制作/更新できる。

・オンライン・コミュニティ「Supplier Network」
 現在サプライヤ2000社およびメーカー8000社が参加している。

・APIの標準仕様の提供
 インタフェース「TradeMatrix Network API(Application Program Interface)」の標準仕様を提供する。XMLベースの技術である。このAPIを用いることで,企業が自社のTradeMatrixのマーケットプレイスを他のマーケットプレイスと迅速に連携させることができる。B2B(企業間)およびM2M(マーケットプレイス間)の連携を促進,容易に構築できるようにする。顧客の需要,市場の変動,パートナーシップの構築,需要/供給の変動など事業環境の変化に対し,弾力的な対応が可能となる。ソフトウエア・ベンダやサービス・プロバイダなど数社がこのi2社のAPIへの対応を行うことをすでに決めているという。

・テンプレート
 i2社が提供するテンプレート「Process Mapping」を用いることで,マーケットプレイス・プロセスのカスタマイズを迅速に行うことができる。14の業種をカバーする。開発期間やコストの削減を図る。

・提携企業による導入プログラム
 コンサルティング企業やシステム・インテグレータ企業などの提携企業が,自社のコンサルタントにi2社の「TradeMatrix Network」導入に関する教育を実施する。2001年にかけて,顧客のWWWサイトにi2社のAPIを採用する。システム・インテグレータ企業がソフトウエアに組み込む標準インタフェースを開発の予定。提携企業は,米Andersen Consulting,米Ariba,米BroadVision, 米CommerceQuest, 米CrossWorlds Software,米Deloitte Consulting, 米EXE TECHNOLOGIES,米IBM Global Services,米J.D.Edwards & Company,米PricewaterhouseCoopers,米Primavera Systems, 米The viaLink Company,米TIBCO Software, 米Tivoli Systems,米webMethodsなど。

 この提携事業の一環として,i2社は,Primavera社と建設業界向けの包括的なマーケットプレイスの開発で提携したことを,同日明らかにした。Primavera社はプロジェクト管理ソフトを手掛け,農業,工業,建設業向けに提供しているプロバイダである。両社の提携では,i2社がマーケットプレイスを開発し,Primavera社の電子商取引ソリューションを拡充する。

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