メッセージング・サービスの米Mail.comは米国時間8月3日,コンピュータ・ウイルスの7月度トップ10を発表した。同社のウイルス対策機能「MailWatch」が検出したもの。
「“Love Bug”や“Stages”は,多くのメディアなどが取り上げ,注意を促しているにもかかわらず,依然として猛威を振るっている。こうしたウイルスがいまだに企業のネットワークなどを攻撃する主な原因としては,エンド・ユーザーが電子メールにウイルスが侵入しているのに気付いていないか,ウイルス対策ソフトをアップデートしていないかのどちらかとみられる」(Mail.com社のCEO,Tom Murawski氏)。
MailWatchが7月に検出したウイルス数は合わせて1万5300を超えており,そのうちStagesが6215件,Love Bugが2175件にのぼった。
7月にMailWatchが検出したウイルスの「トップ10」は以下の通り。
1. VBS/Stages-A
2. VBS/LoveLet-G
3. WM97/Marker-C
4. W32/Ska-Happy99
5. Joke/Cokegift
6. WM97/Ethan
7. WM97/Melissa
8. W32/Pretty
9. WM97/Thursday
10. WM97/Class-D
出典:Mail.com
[www.businesswire.comに掲載の関連資料]