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 米Caldera Systemsが,米Santa Cruz Operation(SCO)のServer Software部門とProfessional Services部門を買収することで両社が最終的な合意に達した。両社が米国時間8月2日に発表したもの。

 Caldera社が持ち株会社を設立し,SCO社は持ち株会社の株式の28%にあたる約1754万株とキャッシュ700万ドルを受け取る。買収手続きの完了は2000年10月を予定している。

 「この買収によって,より広範にわたるLinuxおよびUNIX技術を提供するとともに,技術サポートやトレーニング,プロフェッショナル・サービスを世界規模で提供していく」(Caldera Systems社の社長兼CEO,Ransom Love氏)。

 Caldera Systems社が設立する持ち株会社の名称は「Caldera,Inc.」で,ユタ州Oremに本社を置く。Caldera Systems社の社長兼CEOのRansom Love氏が持ち株会社のCEOに,SCO Server Software部門の社長David McCrabb氏が社長兼COOに就任する。

 持ち株会社がSCO Server Software部門とSCO Professional Services部門の経営資源を引き継ぐ。持ち株会社は「SCO OpenServer」の独占販売権を所有し,顧客向けサービスや技術サポートも提供していく。

 SCO Professional Services部門は,Caldera Systems社のCaldera Services部門となる。インターネットや電子商取引向けインフラ・サービスを提供する。社長にSCO Professional Services部門の社長Jim Wilt氏が就く。

 この買収に関連し,Caldera Systems社の主要株主であるベンチャー・キャピタルの米Canopy Groupが,SCO社に1800万ドルの融資を行う。SCO社は今後もSCO OpenServerの知的財産権を保有,販売収入を得る。2000年度第3四半期におけるSCO OpenServerの売上高は1110万ドルだった。なお,Tarantella部門は引き続きSCO社傘下として運営する。

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[ir.calderasystems.comに掲載の発表資料]
[www.sco.comに掲載の発表資料]