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 米RSA Securityが米国時間9月6日に,暗号ソフト「RSA BSAFE Crypto-C」の新版を発表した。「MultiPrime」と呼ぶ技術を用い,「動作性能を最大500%まで高めた」(RSA社)という。

 HP-UX,Windows 95,98,2000,NT,Sun/Solaris,Linuxで動く。リリースは2000年第3四半期末を予定する。この他のプラットフォームへも順次対応していく。

 デジタル署名の入力フォームやインターネット通信,不正操作防止機能付きアプリケーション,セキュリティ機能を備えた無線通信などの用途に向ける。BSAFEソフトはRSA,DES,RC2,RC4,RC5,楕円暗号などの一般的な暗号技術のほか,ディジタル署名や認証技術にも対応する。

「『BSAFE SSL』をはじめ,プロトコル・ソフト『S/MIME』や『WTLS』,PKIツールの『BSAFE Cert-C』や『Cert-J』など全ての暗号ソフトにMultiPrime技術を組み込む」(RSA社上級副社長のScott Schnell氏)。

 BSAFE Crypto-Cは,米IntelのPentium 4とItaniumプロセサでの動作も確認している。「電子商取引のトランザクションの高速化を図れる」(RSA社)。

 このほか,国立標準技術研究所(NIST)がDESに代わる暗号技術の標準Advanced Encryption Standard(AES)として標準化作業を進めている「RC6」も提供する。

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