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 米IBMが米国時間9月12日に,データベース向けツールに今後4年間で2億ドルを投じることを明らかにした。メンフレーム「S/390」でのデータ管理を簡易化するツールを企業ユーザ向けに提供する。

 9月から順次出荷を始める予定で,2000年末までに全ツールの提供を行う。「機能豊富な管理ツール・セットを他社の半額程度で提供する」(IBM社)。

 提供するデータベース管理ツールは,「DB2 Universal Database」および「Information Management System(IMS) for OS/390」向け。全部で35種類以上の製品をそろえる。顧客が電子商取引向けなどで大量データを効率的に管理できるようにする。ツールは大きく四つのセグメントに分かれる。

・データベース管理
 インストール,データのアンロードやリロード,情報の再編,カタログ管理などデータベース管理を効率的に実行するツールの提供。

・性能管理
 最高レベルの性能を引き出した状態で運用管理を実行。性能レベルを監視,問題があればそれを特定し,効率的に運用管理できるようにタスクを自動的に実行させる。

・リカバリ/レプリケーション機能
 迅速にリカバリを行う。

・アプリケーション管理
 新しいアプリケーションの組み込みを容易化したり,データベースへの接続や動作テストを簡易化する機能を提供する。

 なお現在利用している競合ツールからIBM社のデータベース・ツールへの乗り換えを行う顧客には,ライセンス料を割引する。

 米IDC(International Data Corporation)によれば,データベース・ツール市場は年平均成長率13.4%で拡大し,2003年までには20億ドルを超える規模にまで成長するという。なお2000年上半期にIBM社の「DB2 Universal Database for OS/390」のライセンスは12%以上伸びたという。

[発表資料]