米IBMと米Cobalt Networksの関連会社Chili!Softは米国時間9月13日,これまでの提携関係を拡大し,ホスティング・サービス向けUNIX製品の拡充で協力すると発表した。
Chili!Softが提供する「Chili!Soft ASP (Active Server Pages)」などをIBMのUNIXサーバー機「RS/6000」へ移植して提供する。Chili!Soft ASPをIBMの「DB2 Client」,「Apache Web Server」などと組み合わせてISPへ提供することにより,HTMLコンテンツへ埋め込んだスクリプト・プログラムによるコンテンツの動的生成機能をISPが顧客企業などに対して提供できるようにするのが今回の提携拡大の狙い。「インターネット・サービス・プロバイダはIBM社とChili!Soft社によるソリューションを利用して,動的なWWWサイトのホスティングが可能になる」(両社)。
Chili!Soft ASPは11月から入手可能の予定。IBM以外にIBMと代理店契約を結んでいるBusiness Partnersからも提供するという。
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