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 楕円暗号技術に関する業界団体「Standards for Efficient Cryptography Group (SECG)」が楕円暗号向け標準仕様「SEC 1」と「SEC 2」をリリースした。カナダのCerticomが米国時間9月20日に明らかにしたもの。

 電子商取引,株取引,無線通信,インターネット接続,オンライン・バンキング,スマート・カード,電子決済システムといった分野におけるアプリケーションのセキュリティ確保を目的とする。

 SEC 1とSEC 2は,ANSI(米国規格協会),IEEE(米国電気電子学会),NIST(国立標準技術研究所)が定めた楕円暗号の標準規格に準拠したサブセットを定義している。SEC 1はMACスキーマや鍵データの処理などの楕円暗号における基本セットの定義を,SEC 2は推奨パラメータのリストを提供する。ともにSECGのWWWサイトから無償ダウンロードで入手できる。

 なおCerticom社は先日,ソニーに携帯電話向けにセキュリティ技術をライセンスしたベンダである。

 SECGの参加企業は現在,米3Com,ABN-AMRO社,米American Express,英Baltimore Technologies,カナダのCerticom,CV Cryptovision社,米Deloitte & Touche,Diversinet社,米Entrust Technologies,米Ernst & Young,富士通,Giesecke & Devrient社,GlobeSet社,GTE CyberTrust社,米Hewlett-Packard,日立製作所,米Motorola,National Institute of Standards & Technology,NTTエレクトロニクス,米Pitney Bowes,Rainbow Technologies社,Racal Security & Payments社,Scopus Tecnologia S.A.社,Thawte Consulting社,米Unisys,米Visa International,米VeriSign,Xcert International社が含まれる。

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