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 ファイアウオール・ベンダー大手のイスラエルCheck Point Software Technologiesと米Broadcomが米国時間10月3日に,両社が提携関係に入ったことを明らかにした。次世代VPN(Virtual Private Network)とファイアウオール・ソリューションの共同開発および販売で協力体制を敷く。

 Check Point社のインターネット向けセキュリティ・アーキテクチャ「Secure Virtual Network(SVN)」とBroadcom社の暗号プロセサ「CryptoNET」を組み合わせる。T3(45ビット/秒)レベルからギガビット級のネットワークに対応し,「電子商取引システムでのリアルタイム・トランザクションなどで高度な安全性を確保する」(両社)。

 製品の第1弾として,両社はVPN用アクセラレータ・カード「VPN-1 Accelerator Card II」を投入する。Broadcom社のVPN向け高速暗号プロセサ「BCM5805」をベースとし,Check Point社のSVNシステムを組み込む。BCM5805の伝送速度は,全二重のSONET OC-3(155Mビット/秒)で上り下り合計で310Mビット/秒。IPSec準拠でトリプルDES方式による高速暗号化処理を実行する。IPSecのほか,IKE(Internet Key Exchange),SSL(Secure Socket Layer),TLS(Transport Layer Security)などの標準プロトコルに対応する。

 この製品は,米国市場では2000年11月にリリースの予定。価格は995ドル。「最高の性能を持つセキュリティ・ソリューションをこれまでにない価格帯で提供する」(両社)。SolarisやWindows,Linuxなど複数プラットフォームにまたがるCheck Point社の「VPN-1」システムにも対応する。

 このほか,両社はギガビット級の広帯域接続に対応するセキュリティ・ソリューションの開発でも協力する。製品のリリースは2001年を予定している。


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