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 米Novellと米Akamai Technologiesは米国時間10月9日に,コンテンツ配信のサービスと技術に関して広範な提携関係に入ることを明らかにした。

 両社の顧客に向けてWWWコンテンツの配信インフラを強化するというもの。提携の一環として,Novell社はAkamai社のコンテンツ配信ソフトウエア「Akamaizer」とNovell社のキャッシング・ソフト「Internet Caching System(ICS)」,WWWサーバの能力向上に向けた「Content Exchange」を組み合わせる。Akamai社が全世界にもつ4200台のサーバおよびそのネットワークを介して高速なコンテンツ配信環境を提供していくという。

 「Novell社の技術でサーバの能力を高め,Akamai社のネットワークでサーバとエンド・ユーザ間の速度を高める」(両社)。これによりAkamai社ネットワークの利用拡大を目指すという。

 またNovell社はAkamai社のストリーミング・サービス「FreeFlow」および「FreeFlow」を自社の顧客に提供する。Akamai社も両社の技術を組み合わせた各種のソリューションを自社の顧客に提供していく。

 Novell社のICSはアプライアンス・サーバ(WWWサーバや特定用途向けの専用サーバ)向けのキャッシュ・サーバ・ソフトウエアである。OEM供給先には,米Compaq Computer,米Dell Computer,Fujitsu Siemens,日立製作所,米IBM,NEC,東芝などがある(詳細はhttp://www.novell.com/products/ics/howtobuy.htmlに掲載している)。

 Akamai社のAkamaizerはHTML内に記述されたコンテンツのURL(Uniform Resource Locators)を「ARL(Akamai Resource Locators)」と呼ぶ代替URLに自動変換するなどの機能をもつソフトウエア。

 なおNovell社は今年9月6日に,全従業員の16%,900人を削減するリストラ策について明らかにしている。「リストラは,ネット・サービス事業に注力し,企業の業績を上げるための経営戦略の一環である」(同社)と説明していた。詳細については以下の関連記事を参照されたい。

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