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 米Sun Microsystemsと米General Motors(GM)の子会社であるOnStarは米国時間10月16日に,Java技術を使ったサービスの開発に関して協力体制を敷いたと発表した。デトロイトで開幕したカンファレンス「Convergence 2000」で,両社が明らかにしたもの。

 OnStar社は自動車ユーザ向けの無線情報サービスを手がける会社。サービスには,ナビゲーション・サービスや音声命令によるインターネット・サービスなどがある。

 この提携のもと,両社はOnStar社の新たなサービスの提供に向けたソリューション開発で協力する。具体的には,Java 2 Platform Micro Edition技術を使ったソフトウエアを開発する。また,それをオープンな標準仕様にするために,自動車業界や標準化団体に働きかける。サービスの内容や時期については後日発表するとしている。

 同時にSun社は,CEOであるScott McNealy氏などが,同カンファレンスでJava技術を使った将来の自動車向けソリューションの構想について発表することも明らかにした。同社のブースでは「eGasStation Remote Monitoring and Control System」と呼ぶシステムのデモも行うという。

 eGasStation Remote Monitoring and Control Systemはガソリン・スタンド向けシステムである。Javaとインターネット技術を用いて,ガソリン・ポンプや,POS(point of sale)システム,ガソリン・スタンドの各種装置などの遠隔地監視・制御を可能にする。例えば無線接続とWWWブラウザを用いて,ガソリン・ポンプに自動車の点検状態や各種の情報を表示させる。クルマはサービス工場よりもガソリン・スタンドに頻繁に出入りすることから,「eGasStationは,自動車の情報を収集するのに向いている」(Sun社)のだという。

 また,Sun社は同社の研究所であるSunLabsが開発したコンセプト・カー「EV1」も展示する。EV1は,Java技術の車載システムへの応用を目的として開発された自動車。Javaの自動車向け技術の評価を行うテスト・プラットフォームである。

 Java関連の技術・製品・市場に関する情報は総合IT情報サイト『IT Pro』の「Java」で詳しくお読みいただけます。

[www.sun.comに掲載の発表資料1]
[www.sun.comに掲載の発表資料2]