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 米Intelと米IBMが車載用無線クライアント・システムに関して協力体制を敷く。デトロイトで開幕したカンファレンス「Convergence 2000」で,米国時間10月16日に両社が明らかにしたもの。

 両社は,テレマティックス市場の拡大に向けて,クライアント・プラットフォームの提供で協力する。Intel社の組み込みプロセサStrongARMをベースにする。具体的には両社は,IBM社の組み込みJavaに対応した開発ツール「VisualAge Micro Edition Java」やJavaクラス・ライブラリ,Java仮想マシン(J9)にStrongARMをベースのXScaleマイクロアーキテクチャを対応させる。

 これらの技術を組み合わせたプラットフォームによって,「開発者やOEMの無線アプリケーション開発/マーケティングにかかる時間を短縮する」(両社)。

 なおテレマティックスは,車載/組み込み電子機器などを使った自動車用の無線データ通信システムを指す。自動車内で利用する音声通信,インターネット・アクセス,ナビゲーション・システム,緊急救援システム,エンターテインメントといったアプリケーションやサービスがある。

 Intel社のテレマティックスへの取り組みについては同社のWWWサイト(http://www.intel.com/design/wireless/telematics/converge.htm)に詳細を掲載している。

 なおXScaleはStrongARMの技術をベースにしたアーキテクチャ。携帯電話などのインターネット端末やネットワーク機器,ストレージ機器に向ける。Windows CEをはじめ,VxWorks,IxWorks,EPOC,Embedded LinuxなどのOSに対応する。

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