スパム・メール対策のフィルタリング・ソフトを手がける米Brightmailが米国時間10月27日に,スパム・メールの現状について調査した結果を発表した。Brightmail社が所有する「Probe Network」が受けたスパム攻撃のデータを「Brightmail Logistics and Operations Center (BLOC)」に送り,分析したもの。

 それによると,Brightmail社の専門家が1日に受け取ったスパム・メールは平均4900通で,1年前より400%も増加しているという。

 「スパム・メール発信者は,より巧妙にフィルタリング技術を回避している」(Brightmail社CEOのGary Hermansen氏)。

 またFerris Research社の調査によると,平均的ユーザーが受信する電子メールの10%はスパム・メールである。2005年にはその割合が40%に達するとみられる。

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