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 米Microsoftが,ゲーム・コンテンツの開発を手掛ける米Digital Anvilを買収する。Digital Anvil社と基本合意に達したことを,Microsoft社が米国時間12月5日に明らかにしたもの。家庭用ビデオ・ゲーム機「Xbox」向けタイトルの強化を図る。

 Microsoft社は昨日,Xbox向けメモリの供給で米Micron Technologyと6年契約を結んだことを明らかにしたばかり。

 「Digital Anvil社の買収は,トップ・クオリティーのパソコン・ゲームとXbox向けゲームを開発するという我々の取り組みを強化するものとなる」(Microsoft社ゲーム・パブリッシング部門副社長のEd Fries氏)。

 Digital Anvil社は宇宙戦闘シミュレーション・ゲーム「FreeLancer」などを手がける会社。テキサス州オースチンに拠点を置く。この買収によりMicrosoft社はDigital Anvil社の手がける特定のゲームの権利を取得する。これには,「Xbox」向けにDigital Anvil社が現在開発中のゲーム・タイトルも含まれるが,その名称については明らかにしていない。

 Microsoft社とDigital Anvil社はパソコン・ゲームの開発で1997年より協力体制敷いていた。Digital Anvil社のスタッフは買収完了後も,オースチンの本社でこれらゲームの開発を継続して行うことになる。

 なお同社は2000年6月に「Marathon」「Myth」などを手がけた米Bungie Software Productsを買収しており,Bungie社の特定のゲーム・タイトルに関する発行と配布の独占権を取得している。このほか,1999年には「MechWarrior」で知られるFASA Interactive Technologies社,「Links」のAccess Software社を買収している。

 Xboxは2001年秋に出荷が予定されている。733MHz動作のPentium IIIプロセサと8Gバイトのハード・ディスク装置,64Mバイトの主記憶を搭載する。

 HDDに関しては,10月に米Western Digitalと,11月に米Seagate Technologyと,それぞれ3.5インチ型HDDの供給を受けることで2年契約を結んでいる。

 またNVIDIA社がグラフィックスLSIを提供することをすでに発表している。具体的には,3次元音響効果や広帯域通信を可能にするMedia Communications Processor(MCP)と,3次元レンダリング用グラフィックスLSIのGraphics Processing Unit(GPU)を提供する。

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