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 米Microsoftと,米AT&Tの一部門であるAT&T Broadbandが米国時間5月10日に,Microsoft社の「Microsoft TV Platform」をAT&T社にライセンス供与することで最終合意に達したと発表した。両社が結んでいた広帯域インタラクティブ・テレビ・サービスに関する提携関係を拡充するもの。

 Microsoft TV Platformのクライアント側ソフトウエアとサーバ側ソフトウエアの両方が対象となる。AT&T社は,両社が1999年5月に計画を発表した2都市での試行サービスにMicrosoft TV Platformを採用する。またそれ以外の市場にも導入していく予定である。

 両社はNational Cable Television Association (NCTA)の「Cable 2000」で,Microsoft TV Platform を採用したセットトップ・ボックス(STB)を用いたインタラクティブTVプラットフォームを披露している。AT&T社のインタラクティブTVプラットフォームは米Excite@Homeのバックボーンと組み合わせる予定である。

 Microsoft TV Platformは,エンハンスドTV向けのソフトウエア技術。1999年5月にMicrosoft社がその開発計画を発表し,同時に米AT&Tに50億ドルを投資しエンハンスドTVサービスの開発を支援していた。

 Microsoft TV Platformは二つのソフトウエアで構成する。すなわち,セットトップ・ボックス(STB)などに組み込むクライアント・ソフトとサービス配信管理を行うサーバ・ソフトである。DVB, ATSC, ARIBなど世界のディジタルTV放送の主要方式を扱える。HTML, JavaScript, Dynamic HTMLのほか,ATVEF(Advanced Television Enhancement Forum)のフォーマットに対応しているWindows CE上で動作する。

 テレビでインターネットの各種サービスを利用できるほか,インタラクティブ TV番組の利用,電子番組ガイドを使って自分の好みの番組を予約したりPVR(Personal Video Recorder)を使って録画が行えるパーソナルTVの機能を提供する。ケーブル,衛星,地上波のネットワークを介したTVサービスを想定している。


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[発表資料]