米Yahoo!が米国時間12月26日に,今年にXマス商戦におけるYahoo! Shoppingの販売実績を明らかにした。売り上げは1999年に比べて,米国でほぼ倍増,米国以外で6倍以上に達したという。ちなみにYahoo! Shoppingは現在,14カ国,10種類の言語で営業を行っている。
米国ブランドで,実際のショップをもつ小売店の受注額は約3倍となった。Yahoo! Shoppingサイトへのアクセスが最も多かったのは12月11日だった。ちなみに1999年は12月13日にピークを迎えた。
世界中で人気の商品はソニーのPlayStationと小説のハリー・ポッター。北米では,PlayStationのほかDVDプレーヤ,デジカメ,PDAなどが人気を集めた。アジアの人気グッズは,PlayStation,携帯電話,キティ・グッズ,CD,ハリー・ポッターである。欧州ではPlayStationと携帯電話に人気があった。このほかでは,韓国のクリスマス・ケーキ,日本のロレックスが最大の人気商品だった。
◎関連記事
■10月のオンライン小売り売上高は44億ドル,民生用電子機器とコンピュータが好調
■米アンダーセン,「オンライン年末商戦は堅調だ! mコマースが来年の目玉」
■「年末商戦に異変,売り上げが予想下回る可能性」とゴールドマン・サックス
■生か死か:最終局面迎えたドットコム小売業者の勝利への道
■不況風? 米eToysがQ4決算を下方修正,約1億ドルも売り上げ減
■年末のオンラインセールスはさまざまな“欠陥”も
■「年末商戦第3週,オフライン・ブランドが健闘」,米Media Metrixの調査
■感謝祭翌日にECサイトのトラフィックが27%増加,今期最も「混雑」した日に
■「今年のオンライン・ホリデイ・ショッピングの出足は鈍い」とNeilsen//NetRatings社