米Intelが米国時間1月3日に,800MHz動作の「Celeronプロセサ」とチップセット「810E2」を発表した。
Celeronは100MHzのFSB(front-side bus)を備える。既存のCeleronのFSBは66MHzだった。128Kバイトの2次キャッシュを1チップに集積する。パッケージはFlip-Chip Pin Grid Array (FC-PGA)。電源電圧は1.7Vで,消費電力は18Wである。チップ面積は1.046cm2。
810E2は,100MHzのFSBに対応したチップセットである。810E2はこのほか,ATA-100に対応するI/Oコントローラ,四つのUSBポートに対応するUSBコントローラなどを内蔵する。
価格は800MHzのCeleronが1000個ロット時の単価で170ドル。810E2の1000個ロット時の価格は27ドルである。Celeonプロセサの性能比較は以下の通り。ただし800MHzのCeleronはチップセットとして810Eを用いた値となっている。
■ベンチマーク結果(米Intelの公表値)
ベンチマーク | 566MHz | 600MHz | 633MHz | 667MHz | 700MHz | 733MHz | 766MHz | 800MHz |
SYSmark 2000 in Windows Me |
91 | 95 | 98 | 100 | 103 | 105 | 106 | 116 |
SYSmark2000 in Windows 2000 |
96 | 100 | 106 | 109 | 111 | 114 | 115 | 126 |
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