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 米IBMが米国時間1月12日に,Linuxアプリケーション開発ツールキット「AIX Toolkit for Linux Applications」を発表した。WWWサイトからダウンロードできる。同ツールキットで開発したアプリケーションは,AIXベースのサーバー「eServer」系列で動かせる。

 AIX Toolkit for Linux Applicationsは,AIXの最新版「AIX 5L」に対応する。IBM社はまもなくリリースする「AIX 5L Version 5.1」で,Linux互換のAPIとヘッダ・ファイルに対応する予定である。ほとんどのLinuxアプリケーションとのソース・レベルでの互換性を実現する。AIXでコンパイルし,動作させることが可能になる。

 なお,AIX 5LはIBM社のPowerプロセサと米IntelのItaniumプロセサで動作するOSである。

 AIX Toolkit for Linux Applicationsには,AIX 4.3.3とAIX 5L対応のGNUソフトウエアが含まれる。また再コンパイルしたデスクトップ環境「Gnome」と「KDE」のほか,emacsやSambaといったシステム・ユーティリティ,ライブラリ,シェル,GNU対応ユーティリティなどが含まれる。gcc,g++,RPM,Autoconfといったアプリケーション開発ツールも提供する。

 AIX 5Lは米IBM,米Intel,米SCOが中心となって発足した,企業向けのUNIXを開発するためにプロジェクト「Project Monterey」から発生したOS。Bull社などの主要OEMが協力している。

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