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 米Advanced Micro Devices(AMD)が米国時間1月17日に,2000年第4四半期と2000年通年の決算を明らかにした。2000年第4四半期の売上高は11億7517万2000ドル,純利益は1億7796万8000ドル,1株当た利益は0.53ドルとなった。

 通年の業績は,売上高が過去最高の46億4418万7000ドルで,前年に比べ63%増だった。純利益は9億8302万6000ドル,1株当たりの利益は2.89ドルで,こちらも過去最高となった。これには通信事業(Legerity)の売却益などが含まれており,これら一時的な利益を除いた場合の実質純利益は7億9382万3000ドル,1株当たり利益は2.36ドルとなる。前年の売上高は28億5760万4000ドル,純損失は8893万6000ドルだった。

AMD決算

 主要製品であるフラッシュ・メモリとx86プロセサ(パソコン向けマイクロプロセサ)は前年同期に比べて33%増を記録した。

 フラッシュ・メモリの第4四半期の売上高は,2000年第4四半期に前期比10%増,通年で2倍強になった。AMD社では,2001年も継続して生産能力を拡大していくという。Memoryグループの2000年第4四半期の売上高は4億5800万ドルで,AMD社全体の売上高の39%である(前年同期は28%だった)。

 パソコン向けマイクロプロセサでは,2000年後期にパソコン市場における需要低迷があったものの,2000年第4四半期の出荷個数は約700万個となり過去最高を記録した。PC Processorグループの売上高は5億6600万ドルで,AMD社全体の48%を占めた(前年どうきっは52%)。

 2000年通年のx86プロセサの出荷個数は2650万個で,「世界市場における出荷個数ベースのシェアは3ポイント増え17%となった」(AMD社)。

 なお同社は2001年第1四半期の業績見通しを明らかにした。季節的な要因や,チャネルにおけるパソコンの過剰在庫などが起因してパソコン向けマイクロプロセサの需要は低下するという。これにより売り上げに影響が出るとしている。2001年第1四半期のx86プロセサの出荷個数は600万~650万個を見込む。

 フラッシュ・メモリについては,控えめながらも2000年第4四半期に比べて増加が期待でき,1年を通しては大きく伸びると見込んでいる。

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