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 米Analog Devices(ADI)が米国時間2月14日に,2000年11月~2001年1月期の決算を発表した。売上高は7億7200万ドルで,前年同期(1999年11月~2000年1月)と比べて58%増。前期(2000年8月~年10月)からは4%減少した。純利益は1億9015万ドル。前年同期は9420万ドルだったので大幅な増益。ただし前期の2億652万ドルに比べると,大きく減少した。

 1株当たり利益は50セントで,前年同期の25セントから2倍に増加。前期は54セントだった。

 「2001年1月17日に発表した修正予測と一致した売上高となった」(ADI,社長兼CEOのJerald G. Fishman氏)。

 Fishman氏によると,アナログ製品の売上高は前年同期から61%増。ただし前期からは1%の伸びにとどまった。セル・スルー(流通業者を使った販売)は前期と比べて9%落ち込んだが,OEM顧客向けの販売は10%増加した。

 DSPの売り上げは前年同期と比べて48%増加した。ただし,前期と比べると18%の減少だった。北米と東南アジアにおけるコンピュータや通信関連企業のキャンセルおよび在庫調整が影響した。

 今後の見通しについてADIは,「2001年2月~4月期の売上高は7億1000万ドル~7億2500万ドルの範囲になる見込み。2000年11月~2001年1月期から6~8%減少するが,2000年2月~4月期と比べて22~25%の伸びをみせる。1株当たり利益は43セント~44セント。通年(2000年11月~2001年10月)では,売上高が前年度比で約20%の増収となる。1株当たり利益は1ドル85セント~1ドル90セントの見込み」(Fishman氏)とした。

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