米Strategis Groupが米国時間2月15日に,米国の携帯電話/PCS通信市場に関する調査結果を発表した。

 それによると,市場で優勢を維持するのはCDMA方式。しかしGSM方式が2004年にTDMA方式を抜き,米国市場で第2位のシェアを占めるようになる。GSM方式の普及はその後も進み,2007年末までTDMA方式との差を広げ続ける。

 「米AT&T WirelessがGSM/GPRSネットワーク構築の計画を発表したことが発端となり,GSM対応ネットワークへの移行が始まった」(Strategis Group社North American Mobile Wireless Research部門副社長兼ディレクタのNaqi Jaffery氏)。

■2007年における米国の携帯電話/PCS通信市場

方式 市場シェア
CDMA 44%
GSM 31%
TDMA 13%
iDen 8%
AMPS 4%

出典:Strategis Group社

 米国における携帯電話/PCS通信の普及率は,現在の38%から2007年には約70%まで達する。2000年の加入者数は1億450万人だったが,2007年には2億40万人にのぼるという。最も急成長する分野はGSM PCSネットワークで,携帯電話/PCS通信市場に占めるシェアは2000年の7%から2007年には31%に拡大する。

 通信キャリアの合併や買収,ジョイント・ベンチャー設立などが急増すると,Strategis Group社は指摘する。「2001年も引き続き通信キャリアの整理統合が進み,米国内の携帯電話/PCS通信キャリア数はわずか一握りにまで減少する」(アナリストのGeoff Koontz氏)。

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