米HP(Hewlett-Packard)が米国時間3月6日に,小企業に向けの二つのサービスを発表した。「Extended Office」と「Web Services」である。

 Extended Officeは,同社製パソコンと組み合わせて提供する登録(サブスクリプション)ベースのサービスである。インストール・サービス,ビジネス・ソフトウエア,90秒以内の応答を保証した24時間無休の電話サポート,夜間オンライン・データ・バックアップ(別料金)などを提供する。電話サポートでは「90秒以内に電話に出なかった場合はその月の料金を返金する」(HP社)という。

 Extended Officeの月額料金体系は2種類を用意する。すなわち同社のデスクトップ・パソコン「Vectra vl400」(ディスプレイ付き)と組み合わせた月額料金169ドルと,ノート・パソコン「Omnibook 6000」と組み合わせた月額料金229ドルである。いずれのパソコンにも米Microsoftの「Office Professional」や,全米で無制限で利用できるインターネット接続,ウイルス対策,オンライン・トレーニングなどのIT(情報技術)サポートなどが付く。メモリ容量の追加やプリンタ,ディスプレイなどのオプションも用意する。

 Web Servicesは,小企業にWWWサイトのソリューションを提供するサービスである。電子商取引を実現するための基本サイトの構築に加えオプションで,ショッピング・カートを取り入れたクレジットカード決済処理の機能も提供する。このほか55種類の業種別テンプレートを付ける。

 「WWW上で小規模ビジネスを容易に始められるテンプレートを用意した」(HP社)。

 例えば自転車店用のテンプレートでは,一般的なパーツの写真や説明が付いたメニューを用意する。このほか建築業者や花屋,歯科医,飲食店,教会,タレント・エージェント,動物ブリーダーなどに向けたテンプレートもある。

 Web Servicesは四つのパッケージを用意する。月額料金は24.95ドルから。

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