台湾のチップセット・ベンダーであるSilicon Integrated Systems(SiS)が現地時間3月13日に,米Intelのモバイル・パソコン用プロセサ「Tualatin」(開発コード名)向けチップセット「SiS633T」「SiS635T」の量産を始めたことを明らかにした。

 「SiS633T」はSDRAM対応で,「SiS635T」はDDR SDRAM対応。「他社の競合製品に先駆けて量産に入った。SiS635Tは184ピンのSDR/DDR Share Mode仕様に対応したメモリとしても初めての製品。一連の新製品の投入によって,チップセット市場でシェア30%をねらう」(SiS社)。

 SiS社はもともと「SiS635」と呼んでいたが,これに「Tualatin」の頭文字「T」をつけた。「Tualatin」はIntel社が開発中のモバイル・パソコン用プロセサ。0.13μmルールの半導体技術で製造するPentium IIIである。

 SiS社は台湾の200mmウエーハ工場で,0.18μmルールでの製造を行っており,現在0.15μmルールの動作テストを進めているという。

 なおSiS社は最近,Intel社とクロスライセンス契約を締結し,「Pentium 4」対応チップ・セットの販売権を取得したことを明らかにしている

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