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 Reutersが英国時間3月22日に,インスタント・メッセージング・サービス向けディレクトリ「Reuters.Net Messaging」を開発する計画を明らかにした。米Microsoftのほか,25社の金融機関との協力体制を敷く。世界の金融サービス業界に向ける。

 提携した金融機関には,ABN Amro社,米Citigroup,Salomon Smith Barney社,フランスのCredit Agricole Indosuez,ドイツのDeutsche Bank,第一勧銀情報システム,Dresdner Kleinwort Wasserstein社,香港のHSBC,フランスのSociete Generale,東海インターナショナル証券などが含まれる。

 Reuters.Net MessagingはMicrosoft社のSIP(Session Initiation Protocol)対応ソフトウエアやサービス通信プラットフォームを利用する。Microsoft社の通信技術と組み合わせた暗号化機能を備えるファイアウォール対応の通信チャネルを,金融機関の社内全体,顧客,サプライヤ向けに提供する。

 ユーザーは,Reuters.Net Messagingを利用することにより,即座に相手と連絡を取りることのできるテキスト・ベースのネットワークを構築可能になる。

 またReuters社は,顧客と協力して個々のクライアントに最適なソリューションの開発を進める。「Reuters 3000 Xtra」などのReuters社サービスと社内システムを統合し,インターネットやRadianz社の金融サービス・ネットワークを介してサービスを提供できるようにする。

 SIPは,インターネット技術の標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)の標準化作業の一環として開発が進められているIP電話のプロトコル。IPベースの電話サービスにおける呼制御を受け持つ。IPネットワーク上で通常の電話にある着信課金や転送,発信者番号通知などの機能を実現する。SMTPやHTTPなどと同様にインターネット・プロトコルの体系に含まれるものである。

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