米WiredPocketが米国時間4月5日に,モバイル・インターネット・ソリューションに関してNECと提携を結んだことを明らかにした。

 WiredPocket社はカリフォルニア州サンノゼに本社を置き,モバイル向けミドルウエアの開発を手がける企業。同社の製品「WP.AutoMapping」は,モバイル用WWWサイトを新たに構築することなくWWWコンテンツをインターネット対応モバイル機器向けに変換するというもの。現行バージョンは「1.0」で,2001年6月に「1.1」をリリースする予定である。WP.AutoMapping 1.1にはコンテンツ制御機能「Navigation Control Module」などが含まれる。

 今回の提携のもと,NECは自社のモバイル・コンピューティング・ソリューション「iBestSolutions/TeleInformationManagement」の付加価値要素としてWP.AutoMappingを取り入れる。これにより,「日本の企業やコンテンツ・プロバイダは既存のHTML形式のコンテンツを簡単に無線向けに変換することができる」(WiredPocket社)としている。

 米Jupiter Media Metrixが2001年1月に行った調査によると,モバイル機器の利用者は2000年の2700万人から2005年には6600万人に増加するという。日本はWiredPocket社にとって,環太平洋地域における最初の主要市場となる。

 「日本では現在3000万台近い携帯電話機がWWWブラウジング機能を備えている。携帯電話機のユーザは1日当たり5万人も増加しており,企業は自身の電子商取引事業を携帯電話機に対応させ,手軽に管理する手段を探っている」(WiredPocket社CEO兼チーフ・サイエンティストのHassan Alam氏)。

◎関連記事
「mコマース市場は2006年に2300億ドル規模に成長」---。Strategy Analytics
mコマースの世界市場,2003年には76億ドル規模に
米ルーセントがモバイル・インターネット向け統合ソリューションを発表
米VeriSignがmコマース向けの開発支援プログラムを発表
“mコマース”で米モトローラと米オラクルが提携拡大,統合開発環境を提供
IBMが“mコマース”向けミドルウエアやサーバー,サービスをどっと発表

発表資料へ