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 WWWサーバ「Apache」の開発組織であるApache Software Foundation(ASF)がApache 2.0版の初のパブリック・ベータ版「Apache 2.0.16」を公開した。カリフォルニア州Santa Clara Convention Centreで開催されたApacheCon 2001で米国時間4月5日にASFが明らかにしたもの。

 ASFによると,Apache 2.0.16は過去数週間にわたりapache.org(http://www.apache.org/)の運用に使われており,すでに十分なテストが行われているという。Apache 2.0.16はすでに同サイトでダウンロード可能。

 Apache 2.0は,これまでの1.3版に比べ多くの機能強化・改善,性能向上を図ったという。スレッドとプロセスの機能を持つOSにおいて,両モードでApacheを走らせることができるほか,マルチ・プロセッシング・モジュールのサポートやフィルタードI/Oをサポートする。フィルタードI/Oでは,モジュールが他のモジュールの出力結果をクライアント・マシンに送る前に修正することができる。例えばサーバサイド・インクルード(SSI)によってCGIスクリプトの結果を修正できる。このほか「Apache Portable Run-Time」,IPv6のサポートなどが追加されている。

 なお新機能については,http://httpd.apache.org/docs-2.0/new_features_2_0.html,2.0版での変更点詳細については http://httpd.apache.org/dist/httpd/CHANGES_2.0に掲載している。

 Apache 2.0.16はUNIX,BeOS,OS/2,Mac OS X,Windowsの各種OSでテストが行われており,ASFでは同ベータ版がすでにこれらのテストに無事成功したと発表している。

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発表資料
apache.orgに掲載の資料