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 米Excite@Homeが米国時間4月17日に,2001年第1四半期決算の速報を発表した。売上高は前年同期の1億3800万ドルと比べ微増の1億4000万ドルから1億4500万ドルとなる見通し。収支は赤字が拡大し,1株当たりの損失は0.14ドルから0.15ドルとなる見込み。

 アナリストの予想では0.13ドルの損失だった。また前年同期は同0.01ドルの損失,前期は同0.09ドルの損失を計上していた。

 Excite@Home社が提供する「@Home」サービスの加入者数は,世界各地の市場を合わせ,期末時点でおよそ320万世帯に達した。前期の期末時点では275万世帯だったので,45万世帯増えたことになる。成長率は前期比16%。なお,上記の数値にはExcite@Home社が提携を解消した米Cablevision Systemsの加入者数は含まない。

 「事業の核を担うブロードバンド・ビジネスは堅調だ。しかしオンライン広告やマーケティング・サービスなどで市場環境の悪化がますます深刻になっているため,2001年通年の売上高や収支,キャッシュ・バランスは当初の予想を大幅に下回る見込みである」(Excite@Home社)。

 Excite@Home社は,流動資金(キャッシュと短期投資)が前期末の2億100万ドルから当期末時点で1億500万ドルへと48%落ち込んでいることも明らかにした。「直ちに資金投入を受ける必要がある」(Excite@Home社)。

 こうした事業の悪化に対応するため,増資やコスト削減などから成る緊急対応策を直ちに実行するとしている。この対応策の柱として,大株主である米AT&Tより7500万ドルから8500万ドル規模の資金を受けることでAT&T社と基本合意した。広帯域ネットワークの性能を向上させることを目的とする両社の共同プログラムの一環として資金提供を受ける。

 コスト削減の具体的な内容については明らかにしていない。Excite@Home社は正式な決算発表を4月23日に予定している。

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