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 米Microsoftが米国時間5月15日に,「Windows for Smart Cards Toolkit」のソース・コードのライセンス供与を始めると発表した。同時に同ソース・コードを欧州の技術標準化団体であるETSI(European Telecommunications Standards Institute:欧州電気通信標準協会)に提出したことも明らかにした。

 Windows for Smart Cardsはスマート・カード上で動作するアプリケーションの実行環境である。Windows for Smart Cards Toolkitのソース・コードにはOSと開発ツールが含まれている。同社はこれを主要な顧客や技術プロバイダ企業にライセンス供与する。

 ETSIへの提出は同社のプラットフォームの標準化を狙うものである。スマート・カードの製造業者業界やソフトウエア開発者業界に向ける。今回の発表は同社が5月始めに発表した「shared source」の取り組みに基づくもの。

 なおMicrosoft社はこれまでに「Windows for Smart Cards 1.0 for network security」「Windows for Smart Cards 1.1 for GSM telephones」「Window for Smart Cards 2.0 for banking」をリリースしている。Windows for Smart Cards技術に向けて世界で1万5000人の開発者の養成に携わってきたという。また小売りチェーンや同社開発者プログラムMSDNを通して,これまで3万5000本のWindows for Smart Cards Toolkitsを配布した。

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