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 米Intelが米国時間5月22日に,同社の音声ポータル向けアプライアンス・サーバー(単機能サーバー)に改良を加えたことを明らかにした。Intel社が米Nuanceの会議「V-World Conference」で発表したもの。

 対象となったのは,音声ポータルに特化したアプライアンス・サーバーである。電話を介した音声によるWWWアクセスを可能にする。

 改良点は,Linuxへの対応,ラック・マウントを可能にした厚さが1U(約4.4cm)の筐体,Intel社子会社のDialogic社の音声処理ハードウエア「QuadSpanシリーズ」の提供などである。

 対応OSにLinuxを追加したことで,音声ポータル・アプリケーションの開発者の選択肢を広げた。筐体の厚さは1Uとこれまでの半分。また連続音声処理(CSP:continuous speech processing)に対応したQuadSpanをオンボードに組み込み,扱えるポート数(ポート密度)を2倍にした。「一つのラックに組み込んだシステムで音声処理のポート数を数千個にまで拡張できる」(Intel社)。

 なおIntel社の技術を採用する音声ポータル技術プロバイダには,米AOL(America Online)をはじめ,HeyAnita社,Price Interactive社,NetbyTel社,Telera社などがある。コンサルティング会社Kelsey Groupの調査によると,音声ポータル市場は2005年までに50億ドル規模に成長する。

 このアプイアンス・サーバーはすでに利用可能となっている。価格は72ポートのユニットで1万2909ドルから。大量注文には割引を用意する。米IBM,Nuance社,蘭Philips Electronicsの一部門であるPhilips Speech Processing,米SpeechWorksのソフトウエアと互換性を持つ。

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