米Giga Information Groupが米国時間6月6日に,「Windows 2000 Server」と「Windows 2000 Professional」の利用状況に関する調査結果を発表した。Windows 2000 Professionalの全体的な性能が「Windows 95」と比べて優れていると評価する回答者は83%。「Windows 98」より優れているという回答者は80%,「NT Workstation 4.0」より優れているという回答者は59%だった。

 世界における民間企業や政府機関のITプロフェッショナル1200人を対象に調査を実施したもの。

 Windows 2000 Serverも同様に高い評価を受けている。「85%がNT Serverより優れていると回答した」(Giga社アナリストのLaura DiDio氏)。

 Windows 2000 Serverは米NovellのNetWareに追いついたものの,UNIXほどの信頼性は得ていない。「Windows 2000ではUNIXと比べて3倍も多い不要なリブート作業をしなければならない」とする回答者もいた。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・Windows 2000 Serverを導入している企業の75%以上が,「Active Directory」に移行する計画である。しかし現在のところ,全社でActive Directoryを取り入れている企業は10~15%程度。これは当初の予測を大幅に下回る導入率である。

・Novell社の「NDS/eDirectory」は市場シェアが高く,引き続きActive Directoryのライバルとなる。

・Windows 2000 Professionalと同Serverには,使われていない機能が数多くある。ITマネージャは,Windows 9xやNT 4.0と同様の時間を,Windows 2000でのアプリケーションやソフトウエア管理に費やしている。

・Windows 2000の性能を生かしきれない要因は,トレーニング・レベルが非常に低いこと。ITスタッフにWindows 2000 Professionalのトレーニングを行う予定の企業は57%。管理者にWindows 2000 Serverのトレーニングを行う予定の企業は45%だけだった。また,65%はITスタッフにActive Directoryのトレーニングを行う予定がないという。

 Windows 2000の技術・製品・市場に関する情報は総合IT情報サイト『IT Pro』の「Windows 2000」で詳しくお読みいただけます。

[発表資料へ]