大手コンビニエンス・ストア・チェーンの米7-Elevenが米国時間6月7日に,フロリダ州の36店舗に金融サービス・キオスク「Vcom」を設置すると発表した。対象地域はFt.MyersとNaples。

 Vcomは従来のATMにインターネット機能を組み合わせ,為替の購入や送金などの金融サービスを提供する。今夏には小切手の現金化サービスも始める。将来的には,決済,預金,イベント・チケット発行,道路地図表示などの機能を利用できるようにする。また,オンライン・ショッピングや配送センターと連携したオプションも提供する。

 操作メニューは英語とスペイン語に対応。質問事項がある場合は,備え付けの電話で2カ国語に通じたサービス担当者と会話することができる。

 Vcomは幅4.5フィート(約1.4m)。7-Eleven社が米NCRやMosaic社と協力して開発した。OSはWindows NT。インターネット・ブラウザを組み込んでいる。Vcomはすでにテキサス州の58店舗に設置済みである。

 テスト地域での利用状況をみて,今年末には米国の他の地域にもVcom設置店舗を拡大する計画である。支店バンキング,クレジット報告,航空券発行,ローン,保険といった利用を視野に入れる。

 ちなみに,米国の小売店では1年当たり40億ドル相当の為替が売られ,ATM処理件数は1億500万件にのぼるという。

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