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 米Micron Electronicsが米国時間6月21日に,2001年3~5月期(2001会計年第3四半期)の決算を発表するとともに,消費者向けのダイヤルアップ・インターネット接続事業から撤退するという意向を明らかにした。

 同四半期の純損失は4060万ドル。1株当たり損失0.42ドルである。Micron Electronics社はパソコン事業Micronpc.comとマイクロプロセサ・リサイクルのSpecTekの二つの事業の売却を完了しているが,この数字にはこれら事業の業績が含まれている。

 この二つの事業の業績を除いた,継続事業ベースの売上高は1540万ドルで前年同期の1020万ドルから増収となった。純損失は910万ドル。前年同期は830万ドルの純損失を報告していた。

 「この四半期を終え,我々は新体制への移行を完了した。WWWホスティング市場という成長機会に向けた体制が整った」(同社会長兼CEOのJoel J. Kocher氏)。

 2001年3~5月期はWWWホスティング事業HostProの業績が好調だったという。「売り上げは過去6四半期連続して2桁成長しておりEBITDA(利子,税金,減価償却費控除前利益)も著しく向上した」(同氏)。

 なおMicron社は,2001年6~8月期(2001会計年第4四半期)の見通しについても明らかにした。WWWホスティングの売上高前期比が再び著しく伸び,粗利率はほぼ40%とこれも著しく向上するという。ただし,消費者向けのダイヤルアップ・インターネット接続の事業による影響で,売上高は若干減るという。このため同社ではこの事業から撤退するという計画を立てている。これによりさらなる利益を追求するという。

 Micron社は米国時間3月23日にパソコン事業から撤退し,WWWホスティング・サービスを手がける米Interlandを買収すると発表していた。また5月1日にはパソコン事業を米Gores Technology Groupに売却することを明らかにしていた。Micron社はまもなくInterland社の買収を完了する。今後は,同じくWWWホスティングを手がける同社子会社のHostProとInterland社の事業を統合し,中小企業市場に向けたホスティング・ソリューション事業を展開していく。なおMicron社のパソコン事業は2000年に10億ドルのビジネスだった。

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