インスタント・メッセージング(IM)の技術やサービスを手がける米Odigoが米国時間6月21日に,音声対応のIMソリューション「Voice Instant Messaging」を発表した。電話機から音声インタフェースを介してIMサービスを利用できるようにする。

 Voice Instant Messagingは音声対応アプリケーションを手がける米Audiumの協力を得て開発した。携帯電話や有線電話から音声によるインスタント・メッセージングや,友達リストへのアクセスなどが可能になる。接続中の他のユーザーを探したり,音声メッセージの録音と送信,受信したメッセージのテキスト変換,テキスト読み上げもできる。

 Voice Instant Messagingは音声対応のインターネット記述言語「VoiceXML」や音声認識技術を用いており,これにより「どんな電話機からでもWWWベースのコンテンツやメッセージ・サービスを利用できるようにする」(両社)。

 なお米Gartner Groupの調査によると,IMサービスの世界のユーザー数は2004年までに1億8000万人に達するという。また携帯電話のユーザー数がここ数年で10億人に達すると予測されることから,音声対応のIMサービスも普及が見込めるという。

 Odigo社はIMのサーバー/クライアント製品や,企業向けIMソリューション,IMのホスティング・サービスなどを手がけている。「Open Instant Messaging Platform」と呼ぶプラットフォームをベースとしたソリューションを通信事業者や,ISP(Internet Service Provider),ポータル事業者などに提供している。

 同社とライセンス契約を結んでいる企業には,NTTドコモのドリームネット,英British Telecom(BT),米Prodigy,オーストリアのAustria Telecom,ハンガリーのHungary Telecomなどがある。

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