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 米RSA Security社は米国時間4月11日,無線端末向け暗号化/復号化技術の独占ライセンスを米Compaq Computerから受けたことを明らかにした。両社で無線端末メーカなどに向けて暗号化/復号化技術の売り込みも図る。

 この暗号化/復号化技術「MultiPrime」は,携帯端末がこれまで用いていた暗号に比べて2倍以上も高速で,必要なメモリ容量も少なくて済むという。Compaq社が開発した。携帯電話機,ポケットPC,PDAなど,搭載できるメモリ容量に制約があるモバイル機器に向けて開発された暗号技術である。Compaq社は自社のコンピュータおよび通信機器にMultiPrimeを全面的に適用するとともに,RSA社を通じて世界的に普及させたいとする。

 RSA社の従来の暗号化技術は二つのprime numberで鍵データを生成している。PrimeTimeでは三つ以上のprime numberを使う。RSA社はMultiPrimeを,WAP対応のセキュリティ・ソリューション「Wireless Transport Security Protocol (BASFE WTLS-C)」に導入し,今年後半にユーザに提供する予定である。Compaq社は,MultiPrimeをハード製品に組み込んで第2四半期から提供を始めるという。

[発表資料]