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 オランダのRoyal Philips Electronicsと通信ソリューションを手がける英Marconi plcは現地時間7月4日に,Philips社がMarconi社の医療システム事業Medical Systemsを買収することで合意に達したことを明らかにした。買収金額は11億ドル。手続きは2001年第4四半期に完了する予定である。

 この買収によりPhilips社は,医療システム事業部門Philips Medical Systems(PMS)のコンピュータ断層映像(CT)スキャナ事業におけるリーダ的地位を確立し,磁気共鳴画像(MRI)システムと核医学システム事業の拡充を図る。

 ちなみに,Philips社は米Agilent Technologiesのヘルスケア事業Healthcare Solutions Groupの買収も明らかにしており,2001年第3四半期に手続きを完了する予定である。

 PMSの1年間の売上高は50億ユーロ(42億3000万ドル)。X線装置,超音波装置,CTスキャナ,MRIシステム,核医学システム,陽電子放射断層撮影(PET)システム,また患者モニタ装置などを手がけている。

 Medical Systems社は二つの事業から成る。医療診断画像装置のMedical Imaging Equipment(MIE)事業と,米国で放射線画像備品の販売を行うHealthcare Products business(HCP)事業である。Philips社は今回発表した買収の手続きが完了した後,HCPを売却する意向である。

 MIEは100カ国以上で事業を展開し,4295人の従業員を抱える。CTスキャナ,MRIシステム,各医学システムを専門的に扱っている。2000年4月~2001年3月の売上高は10億ドル,営業利益は1億3500万ドルだった。

 また,Philips社はMarconi社と5年間の契約を結ぶことも明らかにした。Philips社はMarconi社から通信ソリューションやサービスを1億5000万ドル相当購入する。

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[www.news.phiに掲載の発表資料]
[www.marconi.comに掲載の発表資料]