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 米IBMは米国時間6月22日に,7つの音声技術製品を発表するとともに,米Siebel Systems,米General Magic,米Luminantと提携したことを明らかにした。2006年には1200億ドルと言われる音声技術市場のインフラ供給で3社と協力していくという。

 Siebel社とは「CallPath Enterprise Foundation, V6.3」への「eBusiness Applications」の組み込みなどで提携した。General Magic社とは,General Magic社のボイス・ユーザ・インタフェース技術「magicTalk」をIBM社の音声サービス・プラットフォーム「DirectTalk」と「WebSphere Voice Server」に組み込むことで協力する。Luminant社はe-businessのソリューション・プロバイダ。IBM社は同社と今年6月5日に提携しているが,これを拡張しLuminant社はIBM社の音声技術製品をWWWソリューションに取り入れていく。

 発表した製品には,VoiceXMLをベースとした音声アプリケーションの提供を可能にするサーバ「WebSphere Voice Server with ViaVoice Technology」やデベロッパ・キットなどが含まれる。コール・センタや各種のWWW技術を導入する企業に向けた製品群である。

 新製品の概要は以下の通り。

・WebSphere Voice Server with ViaVoice Technology
WAP(Wireless Application Protocol)と連携できるVoiceXMLをベースとしたアプリケーションの提供を可能にする。当初は同社の「DirectTalk」およびVoIP(Voice over Internet Protocol)に対応させるが,今後は様々なプラットフォームに対応させて提供するとしている。WebSphere Voice ServerのWindows NT版は米国では今秋にも出荷する予定。価格は1万5000ドルから。なおIBM社は同サーバ・ソフト開発用のキット「WebSphere Voice Server Software Developers Kit (SDK) 」の無償配布をWWWサイト(http://www.alphaworks.com)で始めた。

・ViaVoice Dictation for Linux
音声認識ソフトウエアのLinux版。Shop IBM (http://commerce.www.ibm.com) で販売する。価格は59.95ドル。

・IBM Embedded ViaVoice, Multiplatform Edition
Java準拠のデベロッパ・キット(SDK)およびランタイム・キット。モバイル向け音声アプリケーションの開発が行える。

・CallPath Enterprise Foundation, V6.3
Siebel社のeBusiness Applicationsを組み込んだコール・センタ向けアプリケーション。

・DirectTalk Speech Recognition for AIX
ViaVoice技術を取り入れたAIX向け音声サービス製品。DirectTalkはユーザーからの音声による命令を受けて情報の取り出しや各種トランザクションを起こすことができる。米国英語,英国英語,フランス語,ドイツ語に対応する。

・DirectTalk Text-to-Speech for AIX with ViaVoice Technology ViaVoice技術を取り入れたAIX向けのテキスト読み上げ製品。米国英語,英国英語,フランス語,ドイツ語に対応する。

・DirectTalk Beans for Java
コール・センタ向けJavaアプリケーション部品群。DirectTalkに同梱し,無料で提供する。

  • www.ibm.comに掲載の発表資料1
  • www.ibm.comに掲載の発表資料2