サプライチェーンの管理ソリューションを手がける米McHugh Software Internationalとサプライチェーン・コンサルティング会社の米Tompkins Associatesが米国時間7月9日に,食品/飲料業界の企業はサプライチェーンの取り組みに対する改革を推し進めつつある,などとする調査・分析結果を発表した。

 米国と欧州の大手食品/飲料企業の担当幹部を対象にアンケート調査を行ったもので,業界におけるロジスティックス/サプライチェーンの取り組みに関する戦略,技術,投資の優先順位などを調査した。

 調査では次のことがわかったという。

・今や多くのサプライチェーン技術が登場しており,企業はそれらに対して興味を抱いている。しかしサプライチェーンへの取り組みを推進するにあたり,今後2~3年で最大のポイントとなるのは,いまだにコスト削減である。

・企業はサプライチェーンの評価や測定システムを向上させることを重要視している。

・食品/飲料業界の企業は,ECR(Efficient Consumer Response)実現に向けた取り組みを行っているが,さほど恩恵を受けていない。本当の意味でのECRは未だ実現されていない。

・企業はサプライチェーンの可視性(visibility)を向上していくことに興味を抱いている。しかし提携先とのシステム統合にかかるコストや難問などがその実現を阻んでいる。

・大半の企業がロジスティックス・プロセスや情報統合の度合いを高めている。しかし高い水準で実現している企業は少ない。

 「食品/飲料の業界の企業は,新たな製品フローのモデルに移行しようとしている。これを支えるべく,サプライチェーンの同期化や協業を可能にする新しいデジタル・ロジスティックス技術が,倉庫/輸送/労働者管理のシステムに統合されていく。これにより完全統合型のエンタープライズ・ロジスティックス管理が提供されるようになる」(McHugh Software社マーケティング部門副社長のDan Gilmore氏)。

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[PR Newswireに掲載の発表資料]
[mchugh.comに掲載の発表資料]