米IBM傘下の米Lotus Development社が米国時間7月10日に,WWWクライアント「iNotes Web Access」の提供を始めたことを明らかにした。Lotus Dominoのユーザー向けに,WWWブラウザを介したメッセージング機能や協業ツール,個人/企業情報管理などへのアクセスを可能にする。

 Lotus社は米IDCの調査を引用して,メール・ボックスへのアクセスにWWWブラウザを主に使うユーザーが,2003年までに北米だけで3000万人に達するとのデータを紹介している。

 WWWベースのクライアントを提供することで,ユーザーはインターネットが使えるパソコンがあればどこからでもDominoアプリケーションにアクセスできるようになる。必ずしもクライアント・ソフトのフル機能を必要としない,銀行の窓口業務や小売店での販売業務といった用途での利用にも向ける。

 iNotes Web Accessは,通知やインスタント・メッセージング機能の「Lotus Sametime」や協業機能の「Lotus QuickPlace」などを組み込んでいる。

 価格は1ユーザーにつき48ドル。すでにLotus DominoもしくはiNotesを利用しているユーザーには「Passport Advantage」ソフトウエア・サービスの一部として提供する。

 iNotes Web AccessはInternet Explorer 5.0以上に対応する。利用にはDomino Server R5.0.8(OSはWindows NT/Windows 2000,Solaris,AIX,AS/400,S/390)が必要である。

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