米Technology Business Researchが米国時間7月13日に,2001年第1四半期におけるネットワーク企業を対象にしたベンチマーキングの結果を発表した。フィンランドのNokiaが首位にだった。

 在庫調整に手間取った米Cisco Systemsは1位から転落したものの,依然として上位にあり,キャッシュ・フローやバランスシートも良好だ。Cisco社は2000年に23社を買収したが,2001年はほぼ音なしの構えだ。

 3位はスウェーデンのEricsson。Ericsson社とカナダのNortel Networksは大規模なリストラ計画を行い,ビジネス・モデルの再構築を進めている。

■表 ネットワーク事業ベンチマーキング/ 2001年第1四半期

順位 企業名 1Q00スコア
1 Nokia 6.55
2 Cisco 4.52
3 Ericsson 4.43
4 Nortel 4.07
5 Motorola 3.99
6 Lucent 3.17
7 Alcatel 3.08
8 Marconi 2.81

出典: TBR社

 TBR社は,通信機器業界では今後1年間に整理統合がすすむとみる。

 「ハイテク業界全体では,Cisco社,Nokia社,米Microsoft,米Intelが財政面で最も強い。これらの企業は不景気でもビジネス・チャンスをつかみ,不況の打撃を受けることはない」(TBR社Network Business Quarterly部門ディレクタのBill Lesieur氏)。

◎関連記事
ユーザー満足度調査,サーバー部門で米コンパックが3年ぶりに首位返り咲き
「メーカ別顧客満足度,PCサーバーの首位Dellを他社が猛追」と米調査
米企業ユーザーのパソコン満足度,第2四半期はDellが微増,他社は軒並み低下
Nokiaが英国の修理/試験部門を,EMS大手のSCI Systemsに売却
エリクソンが携帯電話機製造からの撤退を正式発表,Flextronicsに製造委託へ
過熱する光ネット企業への買収攻勢,米シスコが1億5000万ドルでベンチャーを買収
米シスコが大規模リストラ,最大8000名の従業員を削減
仏アルカテルと米ルーセントの合併交渉が決裂,吸収か対等かで対立
米ルーセントが1万人削減など20億ドル規模の大リストラ,Q4は10億ドルの赤字
米ルーセントが破産法適用申請のうわさを強く否定

[発表資料へ]