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 米Compaq Computerが米国時間7月16日に,異なる動作周波数のCPUの混在への対応や負荷分散機能の強化など「Tru64 UNIX」の機能を拡充したことを明らかにした。

 主な内容は以下の通り。

・負荷分散管理機能を強化。Aurema社の動的リソース割り当て技術「ARMTech」を組み込んだ。

・異なる動作周波数の64ビットCPUを,ハイエンド・サーバー機「AlphaServer GS Series」に混載できる。「OpenVMS」でも同様の機能を提供する。

・システムを停止することなくCPUの増設や交換ができるOLAR(online add and replacement)機能に対応する。

・LANベースのクラスタ接続の業界標準に対応する。

・インターネット・インフラ向けオープンソースおよび有償ソフトウエア群「Internet Express V5.6(旧称「OSIS:Open Source Internet Solutions」)」の提供などのインターネット対応を拡充した。また「iPlanet Directory Server」を組み込み,「同時に20万ユーザーに対応するディレクトリ・サービスを可能にする」(Compaq社)。

 今回発表したTru64 UNIXの強化版は,2001年9月からAlphaServerにインストールしたかたちで出荷を開始する。

 Compaq社は,動作周波数1GHzの64ビット・プロセサ「Alpha」を搭載したAlphaServer GS Seriesの出荷を開始したことも明らかにした。対応OSはTru64 UNIXとOpenVMS。8ウエイの「GS80」,16ウエイの「GS160」,32ウエイの「GS320」の3モデルを用意した。価格はGS80が9万5000ドルから,GS160が25万5000ドルから,GS320が56万5000ドルから。

 動作周波数833MHzのAlphaプロセサを搭載したローエンド・サーバー機「AlphaServer DS Series」もあわせてリリースした。対応OSはLinux。価格は1万5400ドルから。

 なおCompaq社は,AlphaプロセサをベースとしたAlphaServerの提供を2008年までで打ち切り,全ての64ビット・サーバー製品をItaniumベースに統合することを6月25日に発表している。

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