米IDCが米国時間7月24日に,インターネット・サービス企業に関する調査結果を発表した。2003年にはメーカー企業が,すでに地位を確立しているインターネット・サービス専業企業の座を脅かすことになるという。

 1年前はMarchFirst社やUS Interactive社といったインターネット専門のサービス企業が登場し,この市場を支配する勢いだった。現在では米IBM傘下のIBM Global Services社や米Accentureなどの大手サービス企業がトップに座っている。しかしいつまでもその地位にあぐらをかいてはいられない,とIDCは忠告する。

 「米Microsoftや米Hewlett-Packard(HP)といったメーカーが,手強い競合相手になるだろう。サービスの拡充に向けた熱意がこれらの企業を支えている」(IDC,Internet Services調査プログラム上級アナリストのNicole Weber氏)。

 製品売り上げは利幅が低下しており,成長の見通しが限られている。そのため,メーカーの多くが売り上げの増加をねらってサービス分野に目を向けている。

 「米Compaq Computerによるインターネット・サービス専業のProxicom買収は,一つの表れ」(IDC,インターネット・サービス/無線サービス調査担当上級アナリストのPooneh Fooladi氏)。

 またインターネット・サービス企業のトップ10では,ドットコム顧客企業の倒産などにより業績が落ちていることも調査で明らかになった。

 インターネット・サービス企業の上位5社(市場シェアベース)は次の通り。

1. IBM Global Services
2. Accenture
3. PricewaterhouseCoopers
4. Deloitte Consulting
5. Cap Gemini Ernst & Young

出典:IDC

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