PR

 米Red Hatとモバイル向けマルチメディア・ソフト開発を手がける英3G LABが米国時間7月31日に,第2.5世代(2.5G)および第3世代(3G)携帯電話機に向けたリアルタイムOSの開発に関し,提携関係に入ったことを明らかにした。共同開発したOSはオープンソースとして公開する。

 Red Hat社の組み込み向けリアルタイムOS「eCos (embedded Configurable operating system)」に手を加える。名称は「eCos for 2.5/3G mobile devices」とする。

 「マルチメディア対応携帯電話機に向けたオープン・ソースOSはこれが初めて」(Red Hat社)という。モバイル・ネットワーク事業者やモバイル機器ベンダーに提供する。

 「ユーザーの要望に応じて携帯電話機の機能などを弾力的にカスタマイズ可能とするには,ソフトウエアのプラットフォームが柔軟性に優れ,かつオープンな環境で提供される必要がある」(3G LAB社CEOのSteve Ives氏)。

 両社は10月~11月にeCos for 2.5/3G mobile devicesの第1版をリリースする予定である。リリースに合わせ,Red Hat社のeCosサイトでソフトウエアのソースコードを公開する。開発者は自由にアクセスできる。

◎関連記事
「ケータイにも“Windows”を載せる」,米マイクロソフトがモバイル分野に本腰
英ARMが英シンビアンにJava拡張命令「Jazelle」をライセンス,OSベンダーで初
米パームがOS事業部門を100%子会社として分離,ハード部門と明確に区別
「StrongARMだけじゃない」,米インテルが英ARMからのライセンスを拡大 
携帯電話で音楽やビデオを再生,英シンビアンと米リアルネットワークスが提携
米レッドハットがオープンソースのRDBMS市場に参入,「Red Hat Database 7.1」を発表

[Red Hat社の発表資料]
[3G Lab社の発表資料]
[Red Hat社のeCos資料]