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 米E-Stampが米国時間8月2日に,2001年第2四半期の決算を発表した。純利益は60万ドル,1株当たり利益は2セントとなった。内訳をみると,撤退した事業による利益が90万ドル,これら事業の売却益が210万ドル,そして継続事業の損失が240万ドルである。なお前年同期は2810万ドルの赤字だった。

 同社は2000年11月27日に電子切手発行サービス事業からの撤退を発表し,企業向け配送管理や倉庫管理システムといったロジスティクス・ソリューションの分野に方向転換していた。

 その後,2001年4月20日には,e-learning(インターネットなどを介した電子教育トレーニング)の製品やサービスを手がける米Learn2.comと合併すると発表していた。E-Stamp社は,Learn2.com社との合併により,ロジスティクス・ソリューションの事業からも撤退し,2度目の方向転換を行うことになる。

 E-Stamp社はすでに電子切手発行サービスに関する知的財産を米Stamps.comに売却している。またロジスティクス事業である配送管理ソリューション「DigitalShipper」の事業は米DataTrak Technologiesに売却した。2001年第2四半期の決算の事業売却益210万ドルはこれらによるものである。
 
 「2001年第2四半期でこれまでの事業を終息することができた。今後はLearn2.comとの合併に向けて進む。我々のビジネスの“次の章”に向かう」(E-Stamp社社長兼CEOのRobert Ewald氏)。

 なおE-Stamp社の株式は8月2日をもって,OTCBB(NASD=全米証券業協会が運営する店頭株式市場)で取り引きされる。Nasdaq市場からは同社が上場基準を満たさなくなったことから上場除外となった。

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