米Network Associatesの子会社McAfeeのオンライン事業部門McAfee.comが米国時間8月6日に,インターネットを介したパソコン向けセキュリティ・サービスに関する米国特許を取得したことを明らかにした。
特許番号6266774で,タイトルは「Method and system for securing,managing or optimizing a personal computer」。1998年12月8日に申請して,2001年7月24日に成立した。14件のクレームから成る。
インターネットを介して有料のセキュリティ,メンテナンス,最適化サービスを提供する技術とビジネス・モデルに関する技術である。ソフトウエアの機能をHTMLやXML言語で記述したプログラムに組み込んで,インターネット経由で配信する。ブラウザで読み取るとコンピュータ上で自動的にスクリプトを実行する。
(1)ウイルスの検索と削除,(2)アップグレードを要するソフトウエアやデータの検索およびアップグレードの実行,(3)ソフトウエアやハードウエア診断といった処理を行うことが可能。
技術の開発には,McAfee.com社社長兼CEOのSrivats Sampath氏,同社Core Products事業Engineering部門CTO兼バイス・プレジデントのChandrasekar Balasubramaniam氏,同社同事業同部門ディレクタのBabu Katchapalayam氏,同社Infrastructure Services事業Engineering部門ディレクタのRavi Kannan氏などが参加した。
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