「米Microsoftのミドルウエアを使うインタラクティブ・ディジタルTV(IDTV)アプリケーション開発者は,2001年の38%から2002年には69%へと急増する」。米Strategy Analyticsが英国時間8月8日に,IDTV市場に関する調査結果を発表した。

 IDTVにおける“ミドルウエア”はパソコンのOSに相当し,戦略的に重要な意味を持つ。開発者やIDTV関連企業は,ミドルウエア分野で事実上の標準が確立することを望んでいる。しかし2002年にかけて細分化が進み,欧州の地上波ディジタル・テレビ放送の標準化団体が提供するMHP(Multimedia Home Platform)などは,わずかなサポートしか得られないとStrategy Analytics社は予測する。

 開発者は,これまでOpenTVベースのプロジェクトに費やしていたリソースを減らし,LiberateやMicrosoftTVプラットフォームに注力する。「開発者は,テレビ中心の洗練されたOpenTVと,低コストで使いやすいLiberateやMicrosoftTVの両方に魅力を感じている」(Strategy Analytics社Consumer Practice部門上級アナリストの Michael Mascioni氏)。

 調査は,インタラクティブTV(ITV)プロジェクトに従事するアプリケーション開発者約200人を対象に,インタビュー形式で実施したもの。

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